「AI、AI」と、最近よく耳にしますよね。でも実際のところ、AIって何ができるんでしょうか?
この記事では「生成AIって結局どう良くて、米山は何ができるの?誰を紹介して欲しいの?」というのをまとめました。生成AIそのもの(仕組みや歴史、トレンドなど)については特に言及しないので、すめしの商材そのものの理解は不要です。
またかなり具体的に書いたつもりなので、イメージのしやすさはその辺の記事より随分高いんじゃないかな、と思っています。
お手隙で興味のある部分だけでもご覧いただけますと幸いです。
生成AIの導入するといいこと
生成AIを導入することで得られる一番大きなメリットは次のとおりです。
- コスト削減
- 生産性向上
- 品質の一貫性(誰でも一定のクオリティに仕上げられる)
- 対応力向上(一人ひとりのカバー範囲が広がる)
特に私が思っているのは「コストの削減効果」です。
例えば、私の例をお話しさせてください。
私はもともとライターとして、企業のコンテンツSEO(ブログ記事によりGoogleなどの検索結果から集客し売り上げを伸ばす集客手法)を支援する会社を運営しています。
従来のビジネスモデルでは1記事3万円の案件で、2万円をライターさんへの外注費として支払い、1万円を自社の利益としていました。しかし生成AIの導入後、何が起きたと思いますか?
その2万円の外注コストが、ほぼゼロになったんです。今までは一日で2、3記事が限度だった私のキャパが、1日で10記事ほど書けるようになったからですね。外注することなく、私や社員だけである程度捌けるようなったのです。
「でも、品質は下がったんじゃないですか?」
そう思われるかもしれません。しかし実は、3年程度のキャリアを持つライターさんと同等、もしくはそれ以上の品質を維持できているんです。実際、私の会社の社員からは「下手に外注先を探すよりAIと一緒に書いた方が早くて、質の高い記事が書けます」という声が上がっていました。
具体的な数字でお話ししましょう。
あなたが売りたい、自社の商品・サービスの販促のため週1記事、ひと記事3万円の記事を1年間、外注すると考えてみてください。
- 一年で制作する記事本数:月4本 × 12ヶ月 = 48本
- かかる費用:48本 × 3万円 = 144万円
生成AIで内製化することで、この144万円の大部分が自社の利益として残るんです。
他にも最近私は「自動見積もり概算作成機能」を自分のサイトに盛り込みました。
これ、私1行もプログラミングしていません。全部AIです。
外注したら(外注先にもよりますが)10万円は下らないでしょう。AIとの対話で2、3時間で制作できたので、コスパ・タイパ的にもとんでもないですね。
生成AIでできること
そして、AIの可能性はテキスト生成だけではありません。
- 文章生成AI
- 画像生成AI
- 動画生成AI
- 音声生成AI
文章生成AI
生成AIの本領は文章(テキスト)生成です。私もChatGPTがリリースされてから2年ほど誇張抜きで毎日使っています。
▲ SNS投稿文作成例
▲ブログ記事作成例
▲マーケティング支援出力例(元々私が編集長をしていた「LeadGrid」というサービスの情報で回しています)
他にも文字を使うものなら大概なんでもできます。
画像生成AI
画像生成AIも今すごいことになっています。以前は「あ、これAIのやつだ」とすぐにわかるものばかりでしたが、もう今はパッと見わからなくなるところまで来ています。
よく見たらツッコミどころはありますが、なかなかすごいですよね。
もう地味に高い画像の有料素材、いらないかもしれません。
動画・音声生成AI
動画作成AIもものすごい進化をしています。
こちらの動画、これAIなんですよね……。とんでもないですね。ただ、こちらはまだリリースされていないサービスの宣伝用動画なので、今すぐ自社で取り入れる、というものではありません。
私が今動画・音声生成AI分野で取り組もう、と思っているのは「ビデオセールスレター」です。
あなたもLP(ランディングページ)という広告バナーをクリックした先にあるとても長い商品紹介ページを見たことがあると思いますが、長いLPは読まれなくなっている、というデータがあります。
そこでビデオによる訴求。
テストで原稿から動画生成までで15分ほどで、オールAIの雑アウトプットなのでもう少し調整が必要ですが、イメージとして共有します(きちんとしたものを作ったら差し替えます)。
こういうことができる、というイメージの参考にしてください。
組み合わせるとかなり色々なことができる
これらを組み合わせることで、現在外注に頼っている多くの業務を内製化できるようになります。
例えば会社案内やサービス概要の作成、ブランディング文章の制作、さらにはコーディングまで。これらが、びっくりするほど短時間、かつ外注なしで実現可能になるんです。
生成AIで「できること」一覧
広報・PR関連
- プレスリリース
- メディアキット
- 会社案内
- 企業ブログ
- ソーシャルメディア投稿
社内文書作成
- 業務マニュアル
- 社内規定・ガイドライン
- 議事録の文書化
- 社内報・ニュースレター
- 研修資料
- 業務フロー図
マーケティング資料
- マーケティング支援
- 市場調査レポート
- 競合分析資料
- 顧客アンケート分析
- マーケティング戦略提案書
- ペルソナ設定資料
- トレンド分析レポート
カスタマーサポート
- FAQ作成
- 問い合わせ対応テンプレート
- マニュアル・説明書
- トラブルシューティングガイド
- カスタマーサポート用スクリプト
営業資料
- 提案書テンプレート
- 見積書の文言
- 商品説明資料
- セールストーク原稿
- フォローアップメール文面
- 成功事例集
開発・技術関連
- 基本的なプログラムコード
- テストケースの作成
- コードレビューコメント
- バグレポート作成
人事・採用関連
- 求人原稿
- 面接質問集
- 評価シート
- 研修プログラム資料
- 社内アンケート設計
- 福利厚生の説明資料
法務・総務関連(※専門家によるレビューは必須です)
- 利用規約の素案
- 社内規定の草案
- コンプライアンス文書
- 法的文書の要約
- 各種申請書類
映像・動画制作
- 商品紹介動画
- 社内研修用の説明動画
- SNS用のショート動画
- 採用動画の素材作成
- 簡単なアニメーション
- プロモーション動画のコンテ
生成AIは誰向け?
生成AIは誰向けか、というと「全企業の事務作業が発生する全社員が取り入れるべきだ」と私は思っています。
少し想像していただきたいのですが、上で紹介した内容が大体できる生成AIに強い社員がひとり会社にいる、と思ってください。
その社員に素材さえ渡せばプレスリリース(お知らせの公開)から会社HPの文言作成、SNS投稿、求人原稿や求職者とのやりとり、エース営業のトークスクリプトの標準化、社内マニュアルの整備、資料作成などマルっとお願いできてしまう、しかも爆速で仕上げてくれる。そんな社員がいるって、単純に考えてすごくないですか……?
そんな「AIで武装」した社員が社内や部署内に3人もいれば、かなりフットワーク軽く行動が可能で、かつ外注費も大幅に削減できる、ということが想像に難くないしょう。
生成AIを社員にただ使わせる前に
ここまで聞いて、「じゃあ、明日から社員にAIを使わせよう!」と思われたかもしれません。
しかし、ここで大きな壁にぶつかる企業が多いんです。
- AIに何を聞いていいかわからない
- 思った通りの回答が返ってこない
- 生成AIツール多すぎてどれがいいのかわからない
- 結局、業務フローに組み込めない
私がよく目にするのは、「ちょっと使ってみたけど、全然うまくいかなくて諦めた」というケース。これは本当にもったいない……。
生成AIはたしかに強力なツールです。しかし、AIを使いこなすには適切な「聞き方」が必要不可欠なんです。
そこで、オーダーメイドAI。
私が事前に生成AIを導入したい方にヒアリングを行い、切り出せる業務やその方法について目処をたて、小難しい聞き方不要な、ある程度ざっくりした聞き方で思った答えが返ってくるように、チューニングを施します。
またあなたや会社の情報も事前にAIに覚えさせておくので、すぐに生成AIを活用できます。
もちろん社内で自走できるよう、生成AIの基本的な使い方から、具体的に私がどのようにして生成AIをチューニングしているのかについても余すことなく、すべてレクチャーします。
生成AIの「レクチャー基礎編」についてはこちらの資料をご覧ください。
こちらのレクチャー基礎編を受けていただけると、オーダーメイドAIの制作やチューニング方法の「レクチャー実践編」については無料で実施いたします(「レクチャー実践編」の参加は「レクチャー基礎編」を受けた方のみ)。
しかもこちらのレクチャー、補助金が使えて半年後に70%ほど返ってくるので、どんでもなくお得に社内にAIが可能です。ぜひお気軽にお尋ねください。
嬉しいリファーラル
米山が嬉しいリファーラルについては、下記のとおりです。
- Webサイト制作会社
- 広告代理店
- Webマーケティング会社
- アフィリエイター
生成AI未導入の会社はみんなご紹介ください、と言いたいところですが、上の4業種は実業務でも活用できるため、導入の費用対効果がとんでもないからですね。
興味のありそうな方がいましたら、ぜひこの記事のURLを送っていただけますと、とても嬉しいです。